書 『 寿無涯 』

2018年 2月 21日 祖母100歳の誕生日

「おしつけ書家」番外編
ちょうど李銀山先生に書を習い始めた頃、祖母が100歳の誕生日を迎えました。

その昔、戦後まもなくの頃だと思いますが、当時の女性としては珍しく「インテリ」だったという祖母は佐賀県で学校の先生をしていました。

両親が共働きだった私は、いつもおばあちゃんに宿題を見てもらい、おばあちゃんの作ったご飯を食べていた記憶があります。

いつの時代も女性は強い・・・
いつも仲良く連れ添っていた祖父が息を引き取った後、一族の長として背筋をシャンと伸ばし、曾孫を連れて日本中を旅して回りました。

特に印象深かったのは、2人の娘、私を含む3人の孫、2人の曾孫(ひまご)を連れて8人で訪れた祖母の故郷の佐賀県のお寺で執り行われたのは祖母のお母さまの50回忌。
たくさんの親族に囲まれて幸せなおばあちゃんの笑顔が忘れられません。

今は施設に入っています。
祖母の部屋の壁に飾ってあるこの「寿無涯」
中国のことばで、「寿は涯(はて)つること無し」で、長寿と共に家の末長い繁栄を喜ぶという意味。

祖母はその施設内でも最高齢ですが、とても元気です。

2021年に103歳になります。

曾孫は今年14人目が生まれました。
玄孫(やしゃご)が生まれるのもそんなに遠くないかも。

2020年10月 おいだ ひろし

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